急いてはプラモを作り損ねる!!  バンダイメカコレクション ジェットビートル&「劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」

 九条小夜子(以下九) はぁ……できた。

 ビートル隊用ジェットビートル

 豊橋ミケ(以下猫) やっとできたにゃ! それじゃ5月最初の「小夜ミケのネタころがし」は「劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」だにゃ。
  だねぇ……。
  ? 小夜ちゃん、せっかくプラモが完成したのに何かテンション低いにゃ。
  できたといえばできたけど、失敗作よ……。
  え……?
  気分を変えたいから映画の方から入るね。
  えーっ!?


  田口清隆監督の前作「劇場版ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン」は「キングコング対ゴジラ」みたいな明るく楽しい怪獣映画を作ろうとして失敗していたけど、今度の「劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」でその意図はようやく成功したといえる。
  甚大な被害が出てる点は変わらないけど、今度は温度差が感じられにゃかったもんにゃ。
  そう。もしも敵がデアボリックだけだったらこうはならなかっただろうね。
  コミカルな宇宙人達が矢面に立ったから久しぶりに明るい怪獣映画に仕上がったにゃ。
  世界を宝石にしようというムルナウが前面に出ていたら「劇場版ウルトラマンX」のように温度差が生じていたかも。宇宙人達のキャラクターに救われたといってもいい。
 その宇宙人の中でも群を抜いていたのがガピヤ星人サデス。かつてオーブと戦い、その結果身体の半分以上を機械にしていて、出てきた時はその恨みでガイに挑んできたのかと思ったけど、すぐに昔の事はどうでもよくて、この人は今やっている戦いにしか興味が無いんだってわかった。
  その興味の持ち方もよくあるニヒルな感じじゃにゃいんだよにゃ。
  まるでカリカチュアされた松岡修三かルー大柴。最期の瞬間までこのテンションを保ち続けたのは素晴らしい。
  真っ二つにされたのに「ハッピー!」だもんにゃあ。
  コミカルな断末魔っていうのは戦隊シリーズじゃ珍しくもないけど、サデスほど突き抜けてるヤツはいない。
  自分の死までも全肯定だもんにゃあ。
  声優が山寺宏一だった事も大きいね。彼じゃなかったらここまでカッ飛んだキャラクターにはならなかったと思うし、山寺宏一以外のサデスなんて考えられない。ウチにとっては銭型警部以上のハマリ役だよ。
 サデスは17年のベストキャラクターに入るね。
  さてそれじゃあプラモの方に入るにゃ。
  ……うん、そうだね。


 見ればわかると思うけど、バンダイから出ているメカコレクションのジェットビートルに「ウルトラマンオーブ」に出てきたビートル隊のゼットビートルを模して塗装したの。
 キットを買ったのは昨年の秋頃で、「ウルトラマンオーブ」終了に合わせてか、年賀状用の画像に使おうと思ってたんだけど完成させられなくて……。
  そこで劇場版の公開に合わせようとしたんだよにゃ。
  それも間に合わなかったけどね。
 塗装するまでは順調にいってたんだよ……。

 昭和にこういうキャラいたよね?

 上の画像は塗装前に仮組みしていた時に撮ったもの。アンテナがアホ毛に、機首のパーツを固定するためのピンが出っ歯に見えない?
  いわれてみれば……。
  昭和の漫画かアニメにこういうキャラがいたような気がするんだけど、名前が出てこないんだよね~。

 下地の黒

 模型雑誌等でシルバー等のメタリックカラーを塗る時は黒を下地にするとより光沢が出るって書いてあるのを読んだから、今回、試しにやってみたの。
  で、どうだったにゃ?
  確かにきれいなシルバーになった気がするよ。
  気がする?
  一手間かけたんだからよくなっているはず、そうであってほしいって気持ちがそう見せているような気もしちゃうんだよね。比較対象のために適当なパーツに違う塗り方をしておけばはっきりとした違いがわかったかもしれないんだけどさ、その時はそういう事、思い浮かばなくて。
  ヤマトの第三艦橋みたいにゃパーツは何にゃ?
  ああ、それね。最初はウチも何だかわからなかったんだけど、「怪獣墓場」でシーボーズをロケットに固定するためにワイヤーを撃ち込んだじゃない? その時のワイヤーを射出する装置よ。
  へー、よくそんにゃマイナーにゃものを再現したにゃあ。
  うん。メカコレのジェットビートル、完璧ではないけど値段のわりにはいいキットだと思うよ。銀と赤にパーツが色分けされてるし、翼の模様や窓などはデカールで再現できるようになっている。もっともこのデカールが曲者なんだけど。
  どういう事にゃ?
  それは後でいうね。
 ここまではスムーズにいったのよ。でもシルバーをスプレーした時からグダグダになってきた。
 最初のつまづきはスプレーを吹いた後、機首の先端に幅1ミリ、長さ2、3ミリ程の短冊状のゴミが付着していた事に気づいた事。翼の裏面とかならまだしも機首とあっては嫌でも目立つ。しょうがないからゴミを取り除いたあと、その部分だけ削って塗料を落とし、下地からやり直した。その結果がしたの画像よ。

 スプレーで銀を塗装

  あれ、第三艦橋がにゃいにゃ?
  あれね。実は支柱の部分がぽっきり折れちゃって……。油断していたね。もうちょっと太ければピンバイスで穴をあけてそこに細い針金を通して補強とかできたんだろうけど、それができる太さじゃなくて諦めるしかなかったんだ。
  そっかー。
  さらにトラブルは続く。ビートル隊仕様だからキットのデカールは使えない。それに青い部分の上には面倒なラインが走っている。
  帰ってきたジェットビートルだからかにゃ。
  20年ぐらいしたらジャックビートルになってるとか?
 幸い塗装に入る前に「宇宙船」のイヤーブックが出たのでカラーリングはそれを参考にしたよ。背面はわからないからそれは科特隊のビートルを参考にした。
  間違ってるかもしれにゃいにゃ。
  もうそんな事気にしてる場合じゃなかったんだよ。「宇宙船」のイヤーブックを見てびっくりしたんだけど、主翼と尾翼の先端に宇宙ビートルのロケットエンジンらしいものが付いているんだよね。というか宇宙ビートルのロケットエンジンをつなぐ板を外したのがゼットビートルなんだね。青いラインや先端が白くなっている事は放送中に気付いていたのに、何でこんな大きなものを見逃していたのか……。
 ちなみにゼットビートルって名前も「宇宙船」のイヤーブックで初めて知ったの。

ゼットビートル

  劇中じゃそんにゃ名前出てこにゃかったにゃ。
  渋川のおじさん以外にも人がいるのはわかったけど、地上戦力とか全く出てこなかったもんねぇ。
  劇場版にゃんか渋川のおじさんしか出てこなかったもんにゃあ。
  ウチなんかウルトラセブンが出るって聞いてたからビートルの代わりにウルトラホークが出てきたらどうしようって気が気じゃなかったよ。
 ちょっと話はそれるけど、切通理作の「怪獣少年の<復讐>」って本に著者と「ガンダムUC」の福井晴敏の対談が載ってて、そこで福井晴敏がウルトラヒーロー勢ぞろいはもうやっちゃったから次は歴代防衛隊のメカ総出演をやったらどうだって言ってるのよね。で、福井晴敏はそのアイデアを円谷プロに伝えたとも言ってるの。だから「オーブ」のTVシリーズにゼットビートルが出た時、すぐにその話を思い出して、劇場版で歴代防衛隊のメカを出すための伏線じゃないかって思ったんだけど違ったね。総出演どころか防衛隊は渋川さん一人だった。
  マガタノオロチ戦で力を使い果たしたか、責任を追及されて縮小されていたかもにゃ。
  トップが藤田進だったら間違いなく解散だろうけど。
  MATじゃにゃいんだから。
  青いラインは面相筆で描く自信がなかったので青の油性のサインペンで引いたよ。
  ご、強引に話を戻したにゃ。
  あまり色のバリエーションがなくて、機首からの青と合わなかったらどうしようって不安はあったけど、やってみたら意外と違和感無かったね。
 近くで見ると線がよれよれなのが丸わかりで不恰好なんだけどね。今思えばロケットエンジンが無いんだからゼットビートルとはいえない。だから「ビートル隊仕様のジェットビートルなんで青いラインはありません」って事にしちゃえばよかったんだけどね。
 不恰好といえば機体の青い部分。成形色やデカールには頼れないからマスキングの手間を惜しんでスプレーではなく筆塗りでやったんだけど、これがまずかった。
  ムラににゃってるにゃ。
  普通は塗料を適度に薄めて塗るらしいんだけど、そうると下の色が透けちゃうおそれがあった。それで少しでも隠蔽力を高めたいとビンの中のものをそのまま塗ったのよ。
 4月中に完成させようとして台無しにしちゃった。
  映画はもうとっくに終わっていたんだから焦る事にゃかったにゃ。現にこのブログを更新したのだって5月にゃんだし。
  ミケのいう通りだよ。そもそももっと早く作っていれば……。
  小夜ちゃん、そういえばデカールがどうとかいってたけど、どういう事にゃ?
  そうそう、デカールとえいばこれも失敗だった。組み立ててから貼ればよかったって後悔しているんだ。
  どういう事にゃ?
  主翼や尾翼の塗り分けはともかく下面の白い部分とか胴体側面の番号とかはキットのデカールでやったんだけど、これが脆いのよ。組み立てる前に貼ったウチも悪いんだけどね。下面なんか組み立て中に押した拍子に破れてぼろぼろになっちゃった。これ、乾く前じゃなくて乾いてからの話だからね。慌ててそこをつや消しホワイトで塗ったけど凄く汚くなっちゃってね、とても見せられたものじゃないよ。
  でもそれって小夜ちゃんのミスじゃにゃい?
  今日まではそう思ってた。思ってました。
 一昨日、ブログ用の写真を撮影したのね。その時は気づかなかったけど胴体のSIIIってデカール、反対側のものがはがれかけてたのよ! 昨日、ブログに使うものを選んでいる時に気付いたのよ。えーって思ったね。
  デカールってそんにゃに脆いものにゃの?
  ウチも同じ事を思ってるよ。ウチのイメージではもっとしっかりしたもの、押したくらいじゃ破れないって思ってたんだけどどうやら違うらしい。願わくばウチがたまたまそういうデカールを“つかまされて”しまったって思いたいね。
  他にもデカールを使うキットあるもんにゃあ。

    

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テーマ : ウルトラマンシリーズ
ジャンル : テレビ・ラジオ

tag : ウルトラマン オーブ サデス 山寺宏一 ジェットビートル デカール

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