ウルトラQに始まりウルトラQに終わる 「円谷プロ全怪獣図鑑」

 豊橋ミケ(以下猫) 小学館から円谷プロ50周年記念本「円谷プロ怪獣図鑑」が出たにゃ。厚さを計ってみたらにゃんと3.5センチだにゃ!

円谷プロ全怪獣図鑑円谷プロ全怪獣図鑑
(2013/03/08)
円谷プロダクション

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 九条小夜子(以下九) このサイズ、まさしく図鑑だね。
 1966年の記念すべき第一作「ウルトラQ」から最新作の「ネオウルトラQ」までの全作品に登場した怪獣、異星人の全てが写真付きで載ってるんだ。
 正直、最初は値段から買うのを迷ってたんだよね。でもやっぱり買ってよかったよ!
  そう思うのは怪獣オタクの小夜ちゃんだけにゃ。
  確かに普通の人が書店で見かけたぐらいで買っちゃう本じゃないし、ウルトラシリーズだけならもっと詳しい本はいくらでもある。でもこの本の真価はウルトラシリーズ以外の円谷作品の怪獣達を載せているとこだよ。
  「マイティ・ジャック」に怪獣が出てたにゃんて知らにゃかったにゃ。
  ウルトラシリーズに比べれば少ないとはいえ「ミラーマン」や「ファイヤーマン」の怪獣は特撮専門誌等の回顧特集で見る機会はある。
  DVDも出てるし、CATVとかでもやってたもんにゃ。
  怪獣が出る作品は人気があるからマイナーでも日の目を見やすいのよ。でも等身大の怪人や「スターウルフ」みたいなスペースオペラは逆になかなか注目されない。そんな日陰な作品のキャラクター達も取り上げているのは本当に凄い。それだけでも買った甲斐があったよ。
  「猿の軍団」のキャラが載ってる本にゃんてこれだけだろうにゃ。
  貴重だよねー。
  凄いにゃー。
  凄いよねー。よくこれで20世紀フォックス相手の裁判に勝てたもんだ。
  感心するところが違うにゃ!
  最近東京MXTVで始まった「プロレスの星 アステカイザー」「コセイドン」「アイゼンボーグ」の怪獣達が見られるなんてこの本だけだよ
  マイナー怪獣達にはまたとない晴れ舞台だにゃ。
  そうそう。だからこそいっておかなくちゃならない事がある。
  にゃ!?
  写真はデアゴスティーニの「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」みたいに正面、側面、背面の3枚はほしいとこだけど、それは無理な相談。
  当たり前だにゃ。小夜ちゃんのいう通りにしてたらとんでもにゃい厚さににゃるにゃ。
  ウチみたいに怪獣ブーム後に生まれた怪獣オタクにとってはさ、1枚しか見られないなら全体像をおがみたいじゃない。なのに顔のどアップとか、影が多くてシルエットしかわからないような写真があったのは残念だな。この図鑑で初めて知る怪獣もいるんだから編集スタッフは写真はよく吟味して選んでほしかった。
 ここまでウルトラシリーズ以外の作品について話してきたけど、それじゃあウルトラシリーズにしか興味ないって人には有難みがないのかというとそうじゃない。むしろお勧めだよ。
  ウルフェス等のショーのオリジナル怪獣の写真も載ってるにゃ。
  関連書籍のほとんどに載ってないし、映像作品に出ることもない。ショーでしか見られない怪獣達なんだ。ウチも初めて知る怪獣がいたよ。
 他にも貴重な写真がいっぱい。例えば「ウルトラセブン」に出てきた宇宙人の円盤の写真とか。
 「セブン」に出てくる円盤ってどれも個性的なデザインなんだよね。でも写真が載ってる書籍は凄く少ないんだ。
  子供向けの本じゃ全滅っていってもいいにゃ。
  そうそう。
  怪獣の写真、TCGカードのイラストぐらいしかにゃいにゃ。それの8分の1ぐらいでメモリーカードよりも小さいにゃ。影ににゃってる部分もあるし、これじゃディティールがよくわからにゃいにゃ。
円盤の写真のサイズ001
  円盤に限らず写真が小さいのはウチも不満に思うけど、その一方でしょうがないって気持ちもある。欲をいえば写真だけで名刺ぐらいのサイズはほしい。でもそのサイズでやったら今以上に厚くて高くなっちゃう。
  宅配の人が珍しく重いって言ってたもんにゃ。
  紙の本でこれ以上のものは無理でしょうね。資料性を高めつつ入手しやすい値段にしようと思ったらCDやDVD―ROMや電子書籍にする以外ないと思う。
  今はそれができる時代だにゃ。
  60周年版に期待だね。その暁にはスーツアクターや声優、デザイナーの名前とデザイン画も記載してほしいな。
  やめるにゃ、キリがにゃいにゃ。
 それはさておきとても怪獣とは思えにゃいただの人間が載ってるにゃ。
  え?
  ほら。
  ああ、「80」の星沢子ね。気持ちはわかるけど正体は宇宙人だからいいのよ。「スターウルフ」の宇宙人達と同じね。
  じゃあ「エース」のカブトガニは?
カブトガニ001
  た、確か作中で喋ってたから……。
  それじゃあさ、同じく喋ってたテンペラー星人の猿の人形はコラム扱いだけどいいの?
  う~ん、確かにカブトガニが怪獣と同列ならあの猿にだって資格はあるねえ。
  変だよにゃ。
  まあ、この手の本のセレクトは誰がやっても首をかしげる人は出るから……。
  まさか小夜ちゃんにそう言われるとは思わにゃかったにゃ。
  そういえばいつもはミケがなだめる側だっけ。
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テーマ : 特撮ヒーロー
ジャンル : テレビ・ラジオ

tag : 円谷プロ 怪獣 ウルトラシリーズ 円盤

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確かにすごそう

 自分も子供の頃怪獣事典読んでいた人間なので、紹介文だけで心が躍りました。ウルトラシリーズ以外の円谷作品怪獣とは確かにレアです。

 そして、LINK先の価格見てさすがに吹いてしまいました。いや、紹介通りの網羅するとそれぐらいのボリュームになるだろうし、むしろ内容考えると良心的価格なのは理解できますが、さすがに買うのは踏ん切りが要りそう…。
 価格的にはゲームやアニメBDといった高騰物品よりはマシなのですが、どうしても収納の問題も考えてしまいますし。

 確かに、おっしゃるように、この手の事典系は利便性も考えるとこれ以上内容を充実させるなら今後は電子書籍のほうが向いてると思います。その点は今後の円谷に期待ですね。

Re: 確かにすごそう

  5250円だもんにゃあ~。そりゃあ一般人にはにゃかにゃか手が出せにゃいにゃ。
  だからこそ消費税増税前に是非ともお買い上げを!
  違うだろ!
  でも円谷プロだからこの程度ですんでるんだよ。
  この程度って……。
 でもいわれてみればそうかもにゃあ。もしこれが東映だったらどうにゃっていたか……。
  スーパー戦隊シリーズ35周年を記念して、それまでに登場した怪人のデザイン画をまとめた本が出たんだけど、それが一冊じゃ収まんなくて、上下巻に分冊。気になるお値段は上下合わせて13860円!

 (http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E6%98%A0%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E6%88%A6%E9%9A%8A%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-35%E4%BD%9C%E5%93%81%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%85%AC%E5%BC%8F%E5%9B%B3%E9%8C%B2-%E7%99%BE%E5%8C%96%E7%B9%9A%E4%B9%B1-%E6%88%A6%E9%9A%8A%E6%80%AA%E4%BA%BA%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%A4%A7%E9%91%91-1975-1995/dp/4813021638http://www.amazon.co.jp/gp/product/4813021808/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_2?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4813021638&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=084WZ1XKHNFP5W89DJ0Z
  さ、小夜ちゃん……? (心配そうなまなざしを向ける)
  さすがに買ってないよ。迷いはしたけど……。
  迷ったんかい!
  戦隊シリーズ限定でこのボリュームなんだから仮面ライダーはもちろん宇宙刑事に始まるメタルヒーローシリーズを入れたら軽く5万円は超えると思う。「ジャイアントロボ」や「ロボット刑事」のようにシリーズ化していない作品も入れたらいくらになるか……。
  「円谷プロ全怪獣図鑑」を見て東映がその気ににゃらにゃい事を祈るにゃ。
 東映、円谷プロ以外ではこういうのはにゃいのかにゃ?
  もちろん東映、円谷プロ以外でも特撮作品を作っているよ。でも比べてしまうとどこも規模、歴史が違いすぎる。胸をはって全怪獣なんていえるだけの量を誇る所はないと思うな。強いて挙げるとすればピープロかなぁ。
  出るとしたらいくらぐらいにゃの?
  そうだねぇ……、2500円ぐらいかな?
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