長いタイトルは駄作の印? 2017年のベスト&ワースト

 九条小夜子(以下九) 2017年も残すところわずか。
 豊橋ミケ(以下猫) わずかもわずか、あと1時間で2018年だにゃ。
  ま、まあ毎年恒例のベスト&ワーストはぎりぎりで更新するようにしているから……。
  だからってぎりぎり過ぎにゃ。普通は12月の中旬ぐらいにやってるにゃ。
  ……まぁ年末間際に大傑作と出会うことだってありえるわけで……。
  いいたい事はわかるにゃ。でも今年は18日以後映画館に行かにゃかったし、25日の時点でもう今年は行かないってわかってたんだからもっと早くできたはずにゃ。
  厳しいなぁ……。
  それじゃまずはワーストだにゃ。



 ワースト
 1 ありがとう、トニ・エルドマン
 2 マンチェスター・バイ・ザ・シー
 3 機動戦士ガンダム Twiligt AXIS 赤き残影
 4 マグニフィセント・セブン
 5 キング・アーサー
 6 交響詩編エウレカセブン ハイエボリューション1
 7 エルネスト もう一人のゲバラ
 8 打ち上げ花火、下から見るか? 上から見るか?
 9 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章
 10 相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人! 特命係最後の決断


  1位に輝いた「ありがとう、トニ・エルドマン」はドイツの映画で、仕事に追われる娘の前にトニ・エルドマンという別人に変装した父が現れた。トニ・エルドマンの言動は周囲に評価され、やがて娘は仕事の事、父親の事を見つめ直す……ってあらすじの“ハート・ウォーミングコメディ”なんだけど……正直、ウチは何が面白いかどころか登場人物の考えてる事がさっぱりわからなかった。例のお父さん、いたずら好きってことなんだけど、コスプレで職場にまで来られたらね……。
  こっ恥ずかしいにゃ。
  子供としては一番やってほしくない事だと思うんだけどなぁ。一回ぐらいならご愛嬌ですむけど取引先にまでついて来た挙句、交渉に口を出して不利な方へ持って行くわ、朝、起こさなかったために仕事に穴をあけるわではっきりいって冗談じゃすまない。親といえども叩き出してもおかしくないレベル。娘も娘でユーモアが足りないって言われたからってパーティじゃ全裸で出迎えて客をドン引きさせる。
  全裸で客を出迎えるのがユーモアにゃの?
  んなわけないでしょ! 登場人物が何を考えているのかさっぱりわからなかった。
 同様の事は2位の「マンチェスター・バイ・ザ・シー」にもいえて、安易な救済を否定している点は評価するけど、だからって映画として面白くなるわけじゃない。あと甥のバンド仲間って出す意味あった?
 3位の「機動戦士ガンダム Twiligt AXIS 赤き残影」はネット配信された「機動戦士ガンダム Twiligt AXIS」を劇場用に再編集したもので、30分前後の枠内に収めるためにヒロインのアルレットだけに焦点を絞ったのは仕方ないにしても説明が足りなすぎ。一見さんお断りの編集のせいで敵がどういう連中なのか、クライマックスのMAが何なのかさっぱりわからない。思い切って敵側の人物描写は全てカットした方が謎の敵って感じになってよかったと思う。
 そもそも全6話のアニメを30分前後でやろうなんて無理に決まってる。監督や脚本は悪くないよ。
  じゃあ何が悪いんだにゃ?
  企画そのものだよ。
 同じく一見さんお断りなのが6位の「交響詩編エウレカセブン ハイエボリューション1」。いきなりレントンがビームス夫妻の元から去る所から始まり、エウレカやゲッコーステイツとの出会いは断片的にしか描かれない。
  TVシリーズを観てにゃい人にはエウレカやゲッコーステイツが何にゃのかわからにゃいだろうにゃあ。
  レントンは既にビームス夫妻の養子になってた。ここTVシリーズとは違うんだよね。TVシリーズを観た人は観た人なりにどういう意味があるのか、考えちゃうよね。TVシリーズを観ているのが前提の構成にするなら設定は変えちゃ駄目だよ。
 それと新作カットとTVシリーズからの流用カットのサイズが違うのにも呆れた。
  サイズの違い?
  新作カットは映画のスクリーンに合わせた縦1に対し横1.66のビスタサイズなんだけど、TVシリーズからの流用カットは放送時のTV画面に合わせた縦3に対し横4の比率なの。ビスタサイズと比べると左右が短いんだよね。で、「エウレカセブン」の場合、その左右の違いを修正しないままつなげているから、同じ映画なのに画面の幅が場面ごとに変わるという珍事が起こってる。
  そりゃ変だにゃ。
  TVシリーズからの流用カットはレントンの回想場面のみに使われているから問題ないなんて思ったら大間違い。実は冒頭にTVシリーズでは描かれなかったサマー・オブ・ラブが新作カットで描かれているの。これ、レントンの回想ではありえない。
  じゃあ回想シーンはTVサイズってのも成り立たにゃいにゃ。
  そうなのよ。画面サイズの変化に演出上の意味が無いんじゃ新作カットと流用カットをなじませる努力を放棄したと思われても仕方ない。
  「新訳Z」だってにゃじませる努力はしてたのににゃあ。
  あんまり効果なかったけどね……。
 4位の「マグニフィセント・セブン」は黒澤明の名作「七人の侍」を西部劇に翻案した「荒野の七人」のリメイクなんだけど……。
  七人の面子がだいぶ変わってるにゃ。
  それはいいのよ。これからも「荒野の七人」のリメイクが続いていくなら面子の変遷は時代を映す鏡になるかもしれない。もしそうなったら面白いじゃない。
  いわれてみれば「荒野の七人」では悪役は野盗だったけど「マグニフィセント・セブン」だと強欲な金持ちとその手下ににゃっていたにゃ。これってアメリカの格差社会を反映したのかにゃ。
  「マグニフィセント・セブン」の制作陣がそう考えていたかはわからないけど、ウチがいいたいのはまさにそういう事。でもウチが「マグニフィセント・セブン」をワーストに入れたのはストーリーが雑だから。
 イーサン・ホーク演じるグッドナイト・ロビショーは南北戦争のトラウマが元で銃を撃てなくなっていて、一度はガンマン達の元を離れるんだけど、クライマックスの銃撃戦には帰ってくる。問題なのはロビショーがどうやってトラウマを克服したのかが描かれていないのよ。
  それじゃトラウマを描いた意味がにゃいにゃ。
  でしょ? さらに敵のガトリングガンの事をどうしてロビショーが知っていたのか、一切説明無し。
  編集でカットされたのかにゃ?
  それってロビショーの存在意義をカットするのも同じだよ。
 リーダー格のチザムの母は敵のボスにレイプされ、殺されていた。チザムとの間に因縁があったわけだけど、それを匂わせる描写は一切無くて、最後の最後で唐突に言い出すもんだからウチはあっけにとられちゃったよ。
 伏線のはり方や回収の仕方がてんでなってないんだ。
 5位の「キング・アーサー」は現代風に解釈した結果つまらなくなってしまったという「ヘラクレス」の轍を踏んだ駄作。
  あたしは「キング・アーサー」が一番つまらにゃかったにゃあ。
  確かに面白さって点では「マグニフィセント・セブン」の方が上だね。でも「キング・アーサー」にはつまらないって点以外に欠点が無い。
  それこそ最大の欠点のようにゃ……。
  7位の「エルネスト もう一人のゲバラ」は宣伝を見るとチェ・ゲバラの映画みたいに見えるけど実際は革命に身を投じた日系ボリビア人フレディ前村の物語で、チェ・ゲバラが広島を訪れるエピソードとフレディ前村には何の関係も無い。
  一応フレディ前村とゲバラは会ってるんだけど、その時に広島の事が話題に上るわけでもにゃいもんにゃ。
  ひょっとしたらフレディ前村はチェ・ゲバラが広島に行った事を知らないままだったのでは? とさえ思った。
  最後にフレディ前村の友人達が出て、彼をほめちぎるシーンがあったけどあれも言わされてる感があって白々しかったにゃあ。
  その点はウチらの感想ってことで。
  「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」が8位にゃのは意外だにゃあ。
  意外ってどういう事よ? ウチはシャフト信者じゃないよ。これは1993年にフジテレビ系列で放送されたドラマ「ifもしも」一編をアニメ化したもの。この「ifもしも」ってドラマ、毎回二つの結末があったの。
  結末が二つ?
  毎回中盤辺りに二つの選択肢が提示されるの。で、それを選んだらどうなるかを描いていたのよ。
  マルチエンディングのはしりだにゃ。
  当時、その概念は無かったと思うけど、そういえるかもね。
 「ifもしも」の構成を踏襲して一種のループものにしたのはいいけど、何度もループするから正直水増し感が……。
  元は45分のTVドラマだもんにゃ。
  TVドラマ版では主人公達は結ばれる事なく別れていく。だからこそ切ないんだけどアニメ版は二人そろって行方不明という結末に変えられていて、見方によっては結ばれたとも見える。この受け止め方は人それぞれなんだろうけど、ウチは原典の持ち味を殺してしまったように感じられた。また登場人物はTVドラマ版が小学生だったのにアニメ版では中学生になっていた。それなのにTVドラマ版と同じ行動をとっているので幼く見えてしまう。
  あと、無駄に声優が豪華だったにゃ。
  確かにね。でもウチはその豪華さ、必要だったの? って思っちゃう。
 9位は「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章」。
  これは説明不要だにゃ。
  来年の「映画秘宝」3月号のトホホの上位に入ってるのは間違いないね。
 この映画、3位と6位とはうって変って一見さんに配慮した結果、かえってわかりにくくなってしまった珍しい例。
  というか脚本が下手にゃんだにゃ。
  初めて「ジョジョ」に触れる人に配慮する。ここまでは正しい。でもDIOの存在に触れなかったために虹村パパが何であんな事になってしまったのかがさっぱりわからない。
  あんにゃ病気にゃいだろ!
  期待はしてなかったけど山﨑賢人が迫力不足なのがねぇ……。空条丈太郎役に伊勢谷友介が決まったって聞いた時はけっこういいかもって思ったんだけど、観たら全然迫力が無かった。「忍びの国」では迫力あったのにどうしちゃったの?
 10位は「相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人! 特命係最後の決断」。
  長いにゃ!
  TVシリーズはシンプルなサブタイトルなのにね。エレベーターのボタンを使ったトリックや映画史上最高齢のテロリストなど首をひねるところが多いけど、一番問題なのは犯人を悲惨な過去のために道を誤ったけど実はいい人みたいな描き方でまとめているとこ。冒頭、ダンテ・カーヴァー演じる国連犯罪情報事務局職員を冷酷に殺している事を皆忘れちゃったの? 人殺しに同情しちゃいかんっていうわけじゃないけど実はいい人アピールがあまりにも強かったからね、気になっちゃって。
 10位は「バーニング・オーシャン」にしようか最後の最後まで迷った。
 2010年のメキシコ湾原油流出事故を描いた災害パニック映画なんだけど、石油掘削施設のメカニズムがわからないから劇中、何が起きているのか把握できないのよ。解説役のキャラもいないし、ナレーションも無いの。この点、もう少し配慮が欲しかったな。
  ワーストの後はベストだにゃ。



 ベスト
 1 ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男
 2 ナイスガイズ!
 3 スヴェタ
 4 ペット安楽死請負人
 5 レゴバットマン ザ・ムービー
 6 否定と肯定
 7 恋妻家宮本
 8 彼らが本気で編むときは
 9 幼な子われらに生まれ
 10 機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER


  1位の「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」については3月に「ジョーンズ自由州4原則を歴史遺産に! 『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』」で書いたのでここでは割愛するね。
  今年はそういうの少にゃいにゃあ。
  (目をそらして)……。
 2位の「ナイスガイズ!」は冴えない二人のおっさん探偵が主役のアクションコメディ。17年で一番笑った。「ありがとう、トニ・エルドマン」よりもね。
  今年はライアン・ゴズリングの出演作が多かったけど「ナイスガイズ!」のライアン・ゴズリングが一番だったにゃ。
  3位と4位は東京国際映画祭で観た映画。
 3位の「スヴェタ」はカザフスタンの映画で、生活を守るためなら手段を選ばない聴覚障害者の物語。ヒロインのスヴェタは縫製工場で人員整理の対象にされそうになると残るはずだった女性を後から殴って昏倒させた他、夫の母親を毒殺するなど良心のかけらも無いように見える。でもウチはラストに自分が殴って入院させた女の娘を一晩だけ預かった後、施設に送る前にその娘に強くなれと言うシーンを見るとスヴェタにも良心はあるんだって気がする。サイコパスかもしれないけどさ。
 4位の「ペット安楽死請負人」はフィンランド映画で自動車修理工のヴェイヨ・ハウッカは副業でペットの安楽死を請け負っている。
  タイトル通りだにゃ。
  彼は独自の倫理観に基づいて行動する。彼の倫理に反する依頼は受けない。そのためにネオナチ集団、といってもかっこだけでチンピラといい換えてもさし障りのない連中なんだけど、そういう連中とつきあいのある自動車用品店の店員ペトリの依頼に背き、彼の犬を飼うようになる。それに怒ったペトリはネオナチ集団に煽られたこともあって犬を焼き殺してしまう。ヴェイヨはその報復にペトリを焼き殺し、その償いとして自らに火を放つ。
  え……。
  タイトルだけ見て面白そうと思ったら大当たりだったね! 独自の価値観を貫き通すヴェイヨの存在感は今年観た映画の中でもずば抜けていた。
 ハードボイルドの大傑作だから是非一般公開してほしいな。
 5位はCGアニメ。
  え、レゴを使った人形アニメじゃにゃかったの?
  ウチもそう思ったけど、人形じゃあんな動きはできないよ。子供向けアニメの皮を被ったバットマン論になっていて、むしろ批判精神を持った大人の方が楽しめる。ルックスで誤解している人、多いと思うな。あと、ギャグのセンスもいい。
 6位の「否定と肯定」はホロコーストは無かったと主張する歴史修正主義者デヴィッド・アービングを著作で批判したデボラ・リップシュタットっていう歴史学者がイギリスで名誉棄損の裁判を起こされる。その顛末のみに絞った法廷劇で、当事者であるはずのリップシュタットが蚊帳の外っていう展開は意外だった。
  弁護人と仲が悪かったのかにゃ?
  そうじゃなくてこれは弁護人の戦術だったんだ。相手の思惑は裁判を通じて自説は正式な歴史学者の説と同等であると世間に思い込ませる事。また、少しでも相手が返答に窮すればそこだけをクローズアップして喧伝し、自説を広めようと狙っていたんだ。だから彼女を法廷に立たせるのは歴史修正主義者の思うつぼだったんだ。
 リップシュタットの弁護士達はアービングの著作で挙げられている根拠を一つ一つチェックし、その誤りや彼が参考にした資料の中からホロコーストを肯定する部分を探し出し、突きつけていった。一見、ホロコーストが真実かどうかを争っているように見えるけど争点はリップシュタットがアービングの著作を批判した事が名誉棄損にあたるかどうか。
  それ、同じ事じゃにゃいの?
  そこが違うのよ。民主主義の辛いところで、アウシュビッツは無かったと言う事自体は言論の自由で罰せられる事じゃない。この場合、アウシュビッツの存在を証明するだけじゃ足りないおそれがあった。だからアービングが資料から自分の説に都合のいいところだけを“つまみ食い”している事を指摘し、彼らの主張がただ単に間違っているだけじゃなく、意図的に事実を捻じ曲げた悪質なものである事を証明しなくちゃならなかったのよ。
 リップシュタットの弁護人がとった手段が全ての歴史修正主義者に通用するとは限らないけど歴史修正主義への処方箋を示した事は高く評価したい。

 TV.Brosの「否定と肯定」評

 雑誌「TV.Bros」で人物が描けてないって批判されていて、ウチもその指摘はあっていると思う。でも「否定と肯定」の主役は人物じゃなくて裁判だからそれでいいと思う。
 7位の「恋妻家宮本」は妻の浮気に気をもむ中年男を描いたコメディ
 主演の阿部寛が作り方まで含めて披露していたキャベツとコンビーフの炒めもの、ウチもやってみたけど簡単なうえに美味しかったよ。
  だから7位にゃの?
  そんなわけないでしょ~。
 8位の「彼らが本気で編むときは」は母親の家出を機に性転換した元男性のリンコと彼というか彼女のパートナーの男性のマキオの元に預けられた少女の視点から日本の性的少数者の現状を描いている。リンコに対して偏見を持つ人も当然出てくるけど彼女達を悪人として描いていない点もいい。
 9位は離婚が珍しい事ではなくなった現代の親子の問題を描いた「幼な子われらに生まれ」。主人公はバツイチで妻の連れ子の姉妹と暮らしている。主人公の子供は前妻が引き取っていて、彼女は既に再婚しているんだ。
  主人公とその前妻の家庭は親子関係が逆ににゃんだにゃ。
  そういう事。例の姉妹のうち下の娘は幼いこともあって主人公になついているが、上の娘は主人公を家族と認められず、反発する。一方主人公の娘は波風こそ立てていないものの母の再婚相手を父親と認められず、それを負い目と感じている。
 主人公の現在の娘の姉の方は前の父親に会いたいと言う。でも前の父親はDV男だった。主人公は前の父親を探して娘に会ってくれるよう頼み、渋々ながら了承させ、段取りをつける。でも姉娘は結局会いに行かなかった。
 根本的な解決には至らないもののそのための手段を模索している姿がよかった。
  解決してにゃいのに?
  そりゃ解決できるならそれにこした事はないよ。でもこういうのってケース・バイ・ケースで、これならどんな家庭でも大丈夫なんてものは無いんだ。解決策を示さなかったのはむしろ誠実さの表れだとウチは思うよ。
 10位の「機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER」はMSのアクション、音楽の使い方などどれをとっても最高だった。実は「DECEMBER SKY」のところまでしか原作を読んでなくて、ストーリーが理解できるか不安だったんだけど、全く問題なかったね。むしろ新鮮な気持ちで観られた。
  これってワースト3位の「Twiligt AXIS 赤き残影」と同時上映だったんだよにゃ。
  そういえばそうだ。ベストとワーストが同時上映だったなんて初めてだね。
  それ以前に同時上映自体が少にゃいにゃ。
  そういやそうだ。
  今年はコメディが多かったにゃ。
  そういやそうだね。
  ワーストに挙げた「ありがとう、トニ・エルドマン」だってぶっちゃけ笑えなかったって事だし。
  コンセプト自体はいいと思うのよ。でも描き方が全然駄目だった。コメディの難しい点はここね。“ツボ”かどうかで評価が180度変わりかねない。
  アメリカで興行収入のトップににゃったコメディ映画が日本じゃDVDスルーってよく聞くもんにゃあ。
  笑いは文化に拠るところが大きいからね。
  来年はどうにゃるのかにゃあ。
  今、ウチが楽しみにしてるのは「キングスマン ゴールデンサークル」、「デトロイト」、「嘘を愛する女」、「ルイの9番目の人生」、「スリー・ビルボード」、「羊の木」、「シェイプ・オブ・ウォーター」だね。
  そうじゃにゃいにゃ。
  正直、見通しは悪い。北朝鮮問題は先に手を出した方が不利になるってどっちもわかってるから膠着状態になると思う。正直、どっちも手詰まりの感があるし。むしろトランプ米大統領がエルサレムを首都と認めた事が中東にどんな影響を与えるか、そっちの方が大きいと思う。
  日本はどうにゃるにゃ。
  大きな選挙が無いから劇的な動きは無いんじゃないかな。森友学園、加計学園問題を野党がどこまで追及できるか、それによって安倍首相の影響力は上下するけど、退陣には至らないでしょうね。自民党内の反安部勢力がカギを握ってると思うよ。
 ま、何が起きても問題が解決されることはなく、忘れ去られていくだけだろうね。
  え~。
  もう日本は悪くなる一方だよ。ただそれは日本人自身の責任。誰の陰謀でもない。
 こんな事いっておいてなんだけど、大晦日のしめくくりといえば之の他にはないんで……。
  まさに虚礼だにゃあ。
  まあまあ、それじゃせーの、
  それでは皆様、よいお年を!


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テーマ : 映画
ジャンル : 映画

tag : 映画 歴史修正主義 2017 コメディ

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