重武装化もいいけど応急手当てもね 南スーダンの自衛隊宿営地付近で銃撃戦

 九条小夜子(以下九) これは9月18日付の東京新聞1面の記事。 

 南スーダン陸自宿営地隣で銃撃戦(9月18日)001

 南スーダン陸自宿営地隣で銃撃戦2

 豊橋ミケ(以下猫) 直接宿営地が攻撃されたわけじゃにゃいけど、100メートルしか離れていにゃいのは怖いにゃあ……。
  流れ弾が飛んできた事は陸自も認めている。「狙撃を繰り返した」くらいだから100メートルよりもっと長い距離も狙えるよね。反政府勢力がその気になれば自衛官に危害を加えるのは簡単でしょうね。
 これは同じ東京新聞の19日付の朝刊の記事。記事では言及してないけど7月の銃撃戦を受けてのものなのは間違いない。

 自衛隊PKO重武装化

  まとめたの8月だもんにゃ。関係無いってのはありえにゃいにゃ。
  怖いのは銃撃戦の事を発表したのが政府は政府でも南スーダン政府って事。
  日本政府にゃら黒塗りだらけで何もわからにゃかっただろうにゃ。
  負傷したくらいじゃ発表しないかもしれないね。さすがに家族とかいるから死んだら隠せないと思うけど。
  死んだ事自体はにゃ。
  菅官房長官は「武力紛争が発生したとは考えていない」といっている。
  反政府勢力と政府軍が撃ち合ってるのに武力紛争じゃにゃいと?
  武力紛争じゃないならいったい何だっていうの? 事を大きくしたくないんだろうけど、姑息というか、往生際が悪いというか……。
 さすがにないと思いたいけど本気でそう思ってるならそっちの方が問題だよ。
  認識が甘すぎるにゃ。
  ちょっと古い記事だけどこれを読んで。8月26日付の東京新聞の記事よ。

 駆け付け警護訓練開始 戦場救護は?(右)

 駆け付け警護訓練開始 戦場救護は?(左)

  戦場での応急手当か~。あんまり陽の当たらにゃい話だにゃ。
  戦場救護に使う品を米軍は「平時でも止血帯二本を含む十二品目を支給」しているのに対し、自衛隊は南スーダンに派遣される部隊でさえ「止血帯一本、包帯一本など三品目」に「はさみや手袋などを加え」て八品目。さらに使い方を習得しているか疑わしいんだって。
  使い方をマスターしていたとしても平時の米軍より貧弱にゃ装備で戦闘に参加とは心細いかぎりだにゃ。
  記事でははっきりいってないけど日本の装備は米国以外の国と比べても見劣りがするみたい。
 さらに現行法では「医師や薬剤師以外の外科的処置や薬剤投与を認めていない」から戦闘で自衛官が負傷しても鎮痛剤等の薬剤投与や「気道確保や輸血、針を刺して空気を抜く胸腔穿刺」等の外科的処置ができない。それ以前にその技術やそういった処置が必要かどうか判断する知識や経験が欠けている可能性もある。
  被弾か心筋梗塞かは区別できると思うけど、いつ自分も被弾するかわからにゃい状況で一目で傷の状態を把握し、適切にゃ手当をするにゃんて日本の医者でも難しそうだにゃ。
  一兵士に外科医と同等の技術を持たせるのが無理な相談っていうのはウチにだってわかる。
 技術の問題だけじゃない。心理的な問題だってあるよ。目の前で同僚を死なせた場合、その後ずっとあの時ああしてれば助けられたかも……って悔やみ続けることも充分ありうる。その場合のケアとか考えているのかな。
  日本の場合、ろくにケアせずひたすら隠し通そうとしそうだにゃ。
  自発的に発表するとか絶対ないよね。政府の命令で行かせたんだからボランティアやNPO、NGO任せにせず、防衛省で面倒を見て欲しいんだけど……。
 はっきりいって日本政府は自衛官が負傷するって事を深く考えていない。「外科的処置や薬剤投与」に関しては法整備で対応するべきなのにその動きは全く見られない。
  前線に立つ兵の事にゃんかちっとも考えにゃいんだにゃ。旧日本軍と変わらにゃいにゃ。
  ホントだね。
 危険な地に送り出すからには騒ぎになったとしても自衛官の死に備えるのがスジでしょ。それをしないのは自衛官とその家族の事より支持率や世論の方を重視してるって事じゃない。これじゃ自衛官が可哀そうだよ。
  実際に自衛官が死んだらどうにゃるのかにゃ。
  どんな状況で死んだか公表される可能性は低いんじゃないかな。ウチらが心配しているような死に方だった場合十中八九隠蔽されるでしょうね。
 でも一番恐ろしいのは尊い犠牲とまつりあげられ、批判を封じる空気が醸成されること
 自衛官への同情と政府への批判は分けないといけない。駄目なものは駄目と批判しなければ自衛官の安全対策がおざなりにされる可能性が高い。それは絶対避けないと駄目だよ。


 自衛隊絡みで気になるネタがあるのでついでに取り上げよう。上は8月13日付、下は9月17日付東京新聞の記事だ。

沖縄・米軍基地で英海兵隊員が訓練 安保条約に違反

 日英、三沢で共同訓練へ(9月17 日)001

 情けない事だけど上の話はジョン・ミッチェルって英国のジャーナリストが明かした話で、米国では機密ですらない。
  訓練の参加者は匿名だけど準機関紙「星条旗」に載ってるらしいにゃ。
  記事でも触れている通り、71年末に福田赳夫外相が米軍以外への施設、区域の提供を否定している。例外があるのは事実だけど今回のケースはその例外にも含まれない。
 英軍が日本で訓練したって事は外国の軍隊の違法行為を日本が黙認したも同然なんだ。
  全く話題ににゃってにゃいにゃ。
  それも問題だよね。この調子だとなし崩し的に米軍以外の軍隊が日本で訓練するようになっちゃう。
  地位協定に守られてる分都合がいいって指摘もあるにゃ。
  英軍だけじゃないかもしれない。アメリカの同盟国ならどこでも日本の施設や区域を利用することができるようになる可能性が高い。
  既に英国がやってる以上、断りづらいにゃ。
  記事でも指摘している通り、それは沖縄の負担軽減とは相いれない。むしろ負担増といっていい。
 安全保障の名目で日本の法がないがしろにされている。これじゃ日本を米国とその同盟国に明け渡すも同然だよ。今、声をあげておかないと、将来、大変なことになるよ。


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