今回は対象年齢高め 「アニメミライ2013」

 九条小夜子(以下九) 今年も観て来ました。「アニメミライ」!
 豊橋ミケ(以下猫) 正式タイトルは「アニメミライ2013」だにゃ。
  今年はゴンゾの「龍 -RYO-」 、ZEXCSの「アルヴ・レズル」、マッドハウスの「デス・ビリヤード」、トリガーの「リトルウィッチアカデミア」

 

  その前にアニメミライの事を簡単に説明しとくにゃ。
  え?
  12年は観たけど「わすれなぐも」以外はノータッチだったし、まだ知らにゃい人の方が多いにゃ。そういう人に説明して微力にゃがらも普及のお手伝いをするにゃ。
  そうねえ。
 日本はアニメ大国といわれているけど、それを支える末端の仕事は外注が多くなってるの。
  日本を代表するジブリアニメも韓国や中国のアニメーターがいにゃければ成り立たにゃいって聞くにゃ。
  今や海外のアニメーターが参加していないアニメの方が少ないだろうね。
 海外のアニメーターが経験を積んで力を蓄えていく一方、時代を担う日本の若手アニメーターはなかなか育っていないんだ。
 現場が忙しく、先輩アニメーターが指導する時間がとれないうえに生活が苦しくて辞めてしまう人が多いんだよ。
 そこで文化庁が企画を募集し、その中から四作品を制作。その現場で若手アニメーターに経験を積ませようって話なんだ。
  最初にその話を聞いた時は「文化庁の人間にアニメの適切にゃ金の使方がわかるのかにゃ?」って半信半疑だったにゃ。
  ウチなんて「動画マンの育成は日本のアニメにとって重要」、「だからって文化庁主導でアニメを作らなくてもいいと思うのね」なんていって全否定してたな~。
  しかも動画マン限定の企画みたいに思い込んでたにゃ。
  実際は原画マンの育成もやってるみたい。
  あらためて関係者の皆様、誠に申しわけありませんでした。
  一回だけかと思ったら次の年もやることになって、今年で3回目。懐疑的だったウチらも今じゃ楽しみにしてる。
  定着し、毎年恒例のイベントにしてほしいにゃ。
  そのためには知名度を上げないとね。

  個々の作品の話にいくにゃ。
  幕末を舞台に坂本竜馬とその護衛の少年RYOの交流を描いた「龍 -RYO-」。
  少年にゃのかにゃ?
  声が悠木碧だったし、前半、風呂に入りたがらないシーンがあったので、ウチも男装女子キター! って思ったけど、劇中ではその事に一切触れなかった。観客にまで秘密にしたら男装女子って設定、意味ないじゃない? だから少年でいいんじゃない?
  素振りの場面で木刀がしなるなど動きの細かさはさすが。
  「アルヴ・レズル」は高度電脳社会を舞台にしたSFアクション。
  この先はネタバレがあるから注意するにゃ。
  
「神経細胞を模した極微細無線通信装置『ナーヴセラー・リンカー・ナノマシン(NLN)』が完成。NLNにより、意識とネットワークをシームレスにリンクさせることを可能にした。 だが、人と機械の垣根を崩すその技術は、数万もの人の意識をネットワークの彼方へと喪わせる災厄『アーリー・ラプチャー』を引き起こし」、多くの死者や植物人間を作り出した。主人公は礼望と彼の妹の詩希。だけど、礼望と再会した詩希は自分は自分じゃないと言い出す。実は詩希もアーリー・ラプチャーの被害者だった。アーリー・ラプチャーは人間から魂を抜き出してしまっていたんだ。抜き出された魂がどうなったのかは劇中では語られない。
  ネットワーク内をさまよっていたのかにゃ。
  ウチもそう思うけど……。詩希の肉体に宿った魂は彼女のものではなかった。詩希は礼望に対し、はっきりとは覚えていないものの、今の肉体に違和感を感じる、自分のものじゃなかったようだと言う。
 ここでおっぱいに戸惑うシーンがあるんだけど、その時の詩希の表情がエロいんだよね~。。
  ……(ジト目)。
 別の魂が入っちゃったんだにゃ。って事は詩希の魂も既に他人の肉体に宿っているかもしれにゃいにゃ。
  可能性は高いね。
 二人は追っ手を退け、本当の詩希の魂と今の詩希の肉体に宿った魂の本当の肉体を探し出す事を約束する。
 発想はいいんだけど、単発のアニメミライ向けじゃないね。
  明らかに続きがある終わり方だけど作れるのかにゃ?
  文化庁に続編の企画を出しても通らないんじゃないかな。
 劇場に各作品のスタッフからの寄せ書きがあったんだよね。
  写真撮ればよかったにゃ。
  それに「龍 -RYO-」のスタッフがTV化したいと書いていた。本来は長編として構想されたのかも。
 「アニメミライ」は単発なのに伏線を消化できず、続きがある事を匂わせて終わる作品がある。
  去年の「BUTA」もそうだったにゃ。
  「アニメミライ」を足がかりにしてシリーズ化を……って本気で考えてるのかな。
  事情を知ってる業界人にしては甘い考えじゃにゃい?
  だよね。
 正直、「アニメミライ」は単発オムニバス。続編の可能性は低い。それなのに完結していない作品を作るのはどうかと思う。
  好きにゃ作品が完結しにゃいままじゃいい気分はしにゃいにゃ。
  そうだよね。企画の性質上、やはりきちんと完結させるべきだと思うよ。
  四作品の中で一番面白かったのが「デス・ビリヤード」だにゃ。
  アニメ版「トワイライトゾーン」みたいな雰囲気だったね。
 ビリヤードをさせられる二人が既に死んでいるという事はバーに来るまでの記憶がない事ですぐにピンときた。雰囲気や対戦種目がビリヤードなのであまり動かないんじゃないかって思ったんだよね。
  「アニメミライ」の目的上それはまずいんじゃにゃいのって気ににゃったけど、ビリヤードや逆ギレした男が暴れるとこにゃどちゃんと動かしてたにゃ。
  老人の方は慣れた手つきでキューを折ったり、エレベーターが閉じる瞬間に悪~いカオするんだよね。“回想”の一コマから思うに、カタギじゃない時期があったんじゃない?
  「アニメミライ」って子供向け作品が目立つんだけど、今年は対象年齢高めのラインナップだったにゃ。
  にもいったけど「アニメは子供だけのものって時代はとっくに終わっている」し、劇場に足を運ぶのは大人や高校生ぐらいのアニメファン。採算を気にしなくてもいいプロジェクトとはいえDVDリリースもするんだから客層は視野に入れた方がいい。
 そんな中、唯一の子供向けだったのが「リトル ウィッチ アカデミア」。
  とにかくよく動いていたにゃ。
  クライマックス、矢がしなりながら飛んでいくのは凄い。CGじゃなきゃ無理と思っていから二重にびっくり。
  手描きの意地を見せてくれたにゃ。

  来年もやるかどうかはわからないけど、日本のアニメーションのためにも是非末永く続けてほしいです。
  楽しみに待ってるにゃ。


続きを読む

スポンサーサイト

テーマ : アニメ
ジャンル : アニメ・コミック

tag : アニメミライ アルヴ・レズル 文化庁

最新記事
カテゴリ
最新コメント
一読の価値あり!
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

グーバーウォーク
ブログ内容の分析結果で謎の生物グーバーが産まれ、このブログの今を表します。
検索フォーム
投票ボタン
blogram投票ボタン
QRコード
QRコード
ツイッター
月別アーカイブ